NEXT ORDER : CHRONOSYSTEM
2014年は自分にとって、NEXT ORDERにとって集大成となるアルバムをリリースした忘れられない年になりました。
2013年にリリースしたTHE END OF THE BEGINNINGのレコ発ライブをライブレコーディングした神戸BIG APPLEで行うにあたり、マスターの近藤さんにもっていった話しが以下の通り。
6枚目のアルバムリリースなので、6日間連続ライブをしたい。同じ会場で6日間ライブをする事がお店にとってもNEXT ORDERにとっても無茶苦茶チャレンジングな事なので、最初はその意味をしっかりイメージできませんでした。
リリースしてきた各アルバムの曲全部に未発表曲、未収録を加え6日間毎日違う曲をやる事。
ゲストを迎えて毎日のライブに変化を持たせる事はせず、NEXT ORDERの音楽をNEXT ORDERメンバーだけで創り上げる事。
6日間毎日ライブレコーディングして、厳選したNEXT ORDERのニューアルバムをBIG APPLEと自分のレーベルから共同でリリースする事。
これらの事が徐々に具体的なアイデアとして固まってきました。
実際このプロジェクトを進めていく中で、64曲のオリジナルがピックアップされ、ライブレコーディング前に三日間毎日10時間のリハーサルを合宿状態で行いました。それでも各曲について与えられた時間は30分ありませんでした。リハーサル三日間本番6日間の強行軍の中でレコーディングされた思い出深い大切なアルバムです。
個人的には、それまでメインで使っていたディストーションペダルを変更したり、ディレイタイムを変えたり音色の変化に慣れながらのライブでした。6日間それぞれのレコーディングから一曲ずつは収録しているので、それらの音色の変化に気づいていただけたら嬉しいです。
一年もの選曲、ミックス、ジャケットデザイン期間を設けてNEXT ORDER史上で最強最凶のライブレコーディングアルバムを作る事ができました。
レコーディングライブに毎日来て頂き応援してくださった沢山のお客さん、レコーディングをしてくれたエンジニアヒデさん、マスター近藤さん、素晴らしいジャケットをデザインしてくれた平生君、そして何よりメンバーの皆さんに超感謝です。
2015年に入りいよいよ今月からアメリカのABSTRACT LOGIXでも発売されます。日本以外での反応も楽しみです。
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