CARVIN 改造日記 その1
STEINBERGERやSTRANDBERG等、幾つかのギターを試した結果、CARVINのホールズワースモデルを改造して自分好みのサブギターにしていくことに。
譜面を書いたり、持ち運ぶ時に邪魔にならない軽量コンパクトなボディと、しっかりした演奏性の両立がゴールです。
コンセプトはSTEINBERGERの時と変わらず、改造箇所を綺麗に仕上げないマッドマックス仕様に。
これから何台使うかわからないのでとりあえずVer .1です。
メイン使用のSUHRストラトと比較して気になった幾つかの点を少しずつ改造します。
まずは重心。STEINBERGERと同じくボディとネックの結合部分(20フレット裏付近)にストラップピンがあるため、ストラップで釣るとストラトに比べて1フレットが遠い。
SUHRのストラトの場合12フレット上付近にストラップピンがきます。
短時間のプレイでは大丈夫なのですが、長時間演奏すると、ストラトに慣れすぎた自分は腕や指に負担がかかります。
なのでストラトを持った時と同じ位置に1フレットが来るように、ドリルでネジ穴を開けてステムを取り付けます。
ネジ穴を開ける時の注意点。
CARVINは内部に空洞のあるチェンバーボディなので、内部構造の画像から、空洞でも木材の分厚い部分、そして空洞になっていない部分を確かめて、その部分を狙ってステムを取り付けます。
ボディに空洞の無いSTEINBERGERでは直径2ミリ長さ25ミリのネジ2本で固定しましたが、今回は直径3.5ミリ長さ15ミリを4本で固定。
一応20万円越えのギターなので、両面テープで仮止めして、しっかりネジ穴位置を確認。
前回の量産型STEINBERGERのように行き当たりバッタリプランでやる勇気はありませんでした。笑
色々試した結果、写真のようにまずネジ3本で固定して、問題があれば4本目のネジも使おうと考えましたが、3本でうまくいきそうなので下書き。元のネジ穴は放置予定。笑
取り付けるステムは購入時のままの直線状態ではネックが前方に少し出てフィンガーボードがカラダから遠くなるので、少しだけ前方に湾曲させています。
結果ネックが後ろに下がるのでよりストラト的なフィーリングになります。
この角度は結構シビアに何回も調整します。やり過ぎたら戻そうとするとステムが将来的に折れたりするのでいつも数本余分にスペアを購入します。
次に購入時のフレットより、ほんの少しジャンボフレットよりにしたほうが良さそうなので今回はステンレス配合フレット(JESCAR 6100SS)に交換します。
オーダー購入時はどのくらいの高さのフレットにしたら良いのかわからなくて、一旦現物が届いてから調整しながら探っていくので、費用はかかりますが、これは後日必ず演奏性が大きくかわるので自分は必ずやってしまいます。
23.24フレットは取り払うかも。
次にボディの数カ所を削ります。これもノープランでザックリ削るとボディに穴があいてしまい物理的精神的ダメージ大なので、まずは数日使ってみて違和感のある部分をチェック。削りたい部分を鉛筆で下書きしていきます。
木材の分厚いボディ裏面から先に削ってしまい、うまく行けば木材の薄いボディ前面を削らずに済ます作戦でいこうかなと。
続きは改造日記その2で近々アップします。
| 固定リンク
「機材」カテゴリの記事
- 超ハイコストパフォーマンスなディストーション!!!(2015.07.16)
- このギターアンプがマジですごい。続き。(2015.07.15)
- このギターアンプがマジですごい。(2015.07.13)
- CARVIN 改造日記 その5 グラインド続編& STEINBERGER調整から帰宅(2015.07.07)
- CARVIN 改造日記 その4 グラインド続編&アース。。。(2015.07.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント