STEINBERGER マッドマックス ver3.0
最近になって機材を少しずつ整理しているので、今のうちに機材をアップしておきます。
SUHRのストラト2台はメインとして十年以上変わってませんが、サブギターはどんどん入れ替えてきました。
持っていても使わないギターはかわいそうなので売却してしまうのですが、ここ最近は数台がレギュラー化。
その1
STEINBERGER MADMAX ver3.0
変形ギターが好きなのでサブギターとして過去様々なものを使ってきました。
STEINBERGERは特に多かったかと。
それらを使っていて不満があった点をどんどん改造改良改悪してたどり着いたのがこのバージョン3。バージョン1、2は他の人の所有になっています。
リペア痕を修復せずボロボロなルックスをキープする事がコンセプトです。
昔から大好きな映画マッドマックス2の改造されまくった車やバイクみたいなノリで。
レコーディングではPSのゲーム「アルカディアスの戦姫」の数曲のソロパート、DSのゲーム「ヴァンガード」シリーズのレコーディングなどで使用してます。
もとはSTEINBERGERの廉価版SPIRITです。木製でないと削ったり穴をあけるのが大変なので。
STEINBERGERを持つとまず気になるのが重心位置。
ストラトに比較してストラップピンがボディより過ぎなので、金属のステムを12フレットまでのばして通常のストラトとおなじような位置でギターを持つ事ができるようにしました。様々なタイプのステムを試したのでボディ裏は穴だらけです。
演奏中にカラダにあたるボディ部分をグラインダーでシェイプアップ。
特に右手首付近は削ると演奏しやすさが段違いに変わります。上から見た図。かなり曲面的に削ってます。右腕がボディにいっさい当たらないので逆にホントにもっているのか不安になるレベルまで削っています。
次にフレット。
元々SPIRITでつかわれているフレットでは長期間の無造作な使用は厳しいのでステンレスフレットに打ち換えています。これはリペアショップに依頼してます。
写真のように7フレット以降はフレットの中央より少しボディ側にずらしてフィンガーボードを削っています。6弦側から1弦側にむけてその深さがふかくなっている非対称スキャロップド。使いながら気になったフレットを少しずつ削っていったので各フレットが均一な削れ方ではありません。削り始めてから数ヶ月はコツコツと作業していました。
普段つかいながら気になるポイントをチェックして、弦交換のタイミングで削って、の繰り返し。
リアピックアップは取り外してしまっています。
フロントピックアップのみ1VOLUMEだったり、1VOLUME 1TONEだったり。
シンセを搭載していた時期もありましたが、NEXT ORDERのワイドレンジなダイナミクスの中で使いこなすのは大変でした。汗
今は1VOLUME 1TONEです。シンセピックアップマウント痕やピックアップセレクター痕などここら辺も穴だらけです。
このギターはサブギターの中でも特に使い勝手がよく、ここ数年はライブ以外で一番使っていました。来年春には他の人の所有になります。
時間をかけていろいろ手を加えてきた機材なので少し残念な気もしますが、どこをどうすればマッドマックスバージョンができるのか分かっているので、また時間があるときにバージョン4をつくるつもりです。バージョン4着手は来年かなあ。
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