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2015年7月 6日 (月)

MIKE STERN 「NOTHING PERSONAL」 ソロ解説その4

以前「NOTHING PERSONAL」(アルバム THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE)のMIKE STERNの超絶的なソロを採譜したと動画やアルバムを紹介したところ、解説のリクエストを沢山いただきました。
以下はそのブログページへのリンクです。
MIKE STERN「NOTHING PERSONAL」ソロ

以下は動画のリンクです

自分も資料として残しておきたいので時間を見つけてワンコーラスずつ解説していこうかなと思います。
より詳細な解釈や、フレージングの応用方法などは自分の専門学校のクラスや個人レッスンなどで直接ご質問ください。

注 譜面に関しては個人使用はご自由どうぞ。
ただし自分に利用許諾を得ていない二次使用が合った場合、以後譜面を公開しての解説はストップさせていただきますのでご理解ください。

Doc_20150705_2353

4コーラス目
4−1&2
Gmiに対するメジャー3rdをヒットし続けアウト感を強調しまくる。

4−3&4
クロマチックなムーブメントでトーナリティを感じさせないフレージング。

4−5
1−3拍目はGマイナーにメジャー7thを加えたマイクスターンの典型的なライン。
4拍目にCマイナーのラインに突入。

4−6
1−2拍目はマイクスターンの典型的なCマイナーのライン。
3拍目からGマイナーの典型的なラインがはじまる。

4−7
前の小節から続くGマイナーのライン。4拍目のBb add9thアルペジオが次の小節のアイデアへの前ふりのよく使うパターン。

4−8
Gドリアンをダイアトニックハーモナイズして発生するC7アルペジオにテンションを加えたライン。

4−9
1−2拍目はEb7コードにたいするEb Lydian b7のライン。
3−4拍目は次の小節のコードであるD7を先取りしたD7用のオルタードテンションを使用したフレーズ。

4−10
1−3拍目はDオルタードスケールの典型的なライン。本来は3拍目のEb終了後、次の拍でGmiの5thであるD音にリゾルブするはずの所をリゾルブさせず、次の小節に続けている。

4−11&12
Gマイナーペンタトニックのライン。


音源はアマゾンで購入可能です。おすすめです。

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