MIKE STERN 「NOTHING PERSONAL」 ソロ解説その1
以前「NOTHING PERSONAL」(アルバム THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE)のMIKE STERNの超絶的なソロを採譜したと動画やアルバムを紹介したところ、解説のリクエストを沢山いただきました。
以下はそのブログページへのリンクです。
MIKE STERN「NOTHING PERSONAL」ソロ
以下は動画のリンクです
THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE/NOTHING PERSONAL
自分も資料として残しておきたいので時間を見つけてワンコーラスずつ解説していこうかなと思います。
より詳細な解釈や、フレージングの応用方法などは自分の専門学校のクラスや個人レッスンなどで直接ご質問ください。
譜面に関しては個人使用はご自由にしていただいて構いませんが、利用許諾を得ていない二次使用があったら譜面を公開しての解説はストップさせていただきますのでご理解ください。
NOTHING PERSONAL 1コーラス目
マイケルブレッカーのハイテンションなソロの後マイクスターンのソロがGマイナーブルース上3小節目から始まります。
1(コーラス目)-3(小節目)
Gの長7度であるF#からマイナースケールを上昇。
1-4
前小節のアイデアを続行。3拍目からG7上でのb9を用いたオルタードアイデアをスーパーインポーズして5小節目のCmi7にrリゾルブ。
1-5
4拍目から次の小節へCマイナー(ペンタトニック)のフレージング。
1-6
3,4拍目にマイクスターン特有のメロディックマイナー的フレーズ。この場合はCメロディックマイナーです。
1-7&8
1拍目で6小節目4拍目のモチーフをスケールワイズに一音ずつ下げ、2拍目からのGマイナーアイデアに連結。
いかにもマイクスターン的なフレージングです。
1-9
Eb7に対してLYDIAN b7スケールからのフレージング。
1-10
D7コード上でオルタードテンション(b13)を使いGmiにドミナントモーションしていくフレージング。
1-11&12
Gmiに対するマイナーペンタトニックアイデア。
音源はアマゾンで購入可能です。おすすめです。
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