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2015年7月11日 (土)

ギターを始めた初心者に理論の学習は必要か?

ギターを始めた初心者の練習について思う事


ギターを始めた初心者の生徒が良くする質問があります。


コードやスケールなどの理論の勉強は必要か?





インプロビゼーション(即興演奏)の第一人者である演奏家にアメリカのMIで教えてもらった最も重要な事の一つは、音楽が一つの言語だという事です。


生まれたばかりの赤ちゃんが徐々に言葉を話せるようになっていく過程で、理論(文法)を学びながら話せるようにはなっていきません。
まず話しをする事、言葉を聴き取ることだけにエネルギーを集中させています。


数年の間、理論の学習をせず、単語を覚え、少しずつ単語を組み合わせて他の人に意思を伝えられるようにします。


日本なら数年後小学校に入って文法を学びます。
しかしその文法の知識を会話中に意識して利用することはあまりありません。




音楽も同じだと教えてもらいました。


理論の学習は必要だけど、使えない理論は必要ないということです。

いままで多くの専門学校内外の生徒をおしえてきて、ある程度理想的なプロセスがあるのを感じました


まずフレーズをコピーして弾けるようにする。
フレーズとフレーズをつなげる練習をする。
様々なコード進行上でそれらのフレーズが使えるか試行錯誤する期間があり、この期間に聴感を鍛えている。
その過程で、各個人のコードに対するスケールシステムが構成される。

「独学で理論を学んだことがない」といっていても弾ける人がいるのは、世界共通の理論システムを学んだことがないだけで、個人のシステムが頭の中に構築されている。
これを世界共通の理論システムにおきかえるだけの状態になっています。


このように演奏する事が先行して、後から体系的に理論付けされることで演奏と知識のバランスが取れるが、初期に理論を学んでしまうとロスが多い。


その時使わないコードやスケールについて理論的に学んでも、実践的に使わないから定着しない。
知識として取り入れたコードの構成音やスケールの響きを曲の練習などを通して定着させる期間がないから知識と実践が結びついてない。





なのでコードの構成音とそれにフィットするスケール、そのスケールを利用したフレーズを一まとめに少しずつ学んで定着させるカリキュラムが最も効果的におもえる。
その過程で様々なテキストが役に立ったり、全然役に立たなかったりするのですが、それはまた少しずつ紹介していきます、


最終的に演奏時には理論を放り捨てて、聴感だけで演奏してしまうのが理想だと解説しているHOW TO IMPROVISEというバークリー系テキストはアメリカのMUSICIAN'S INSTITUTEでもテキストとして使う講師もいます。
非常に良いテキストだとおもうので紹介しておきます。


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