MIKE STERN 「NOTHING PERSONAL」 ソロ解説その5
以前「NOTHING PERSONAL」(アルバム THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE)のMIKE STERNの超絶的なソロを採譜したと動画やアルバムを紹介したところ、解説のリクエストを沢山いただきました。
以下はそのブログページへのリンクです。
MIKE STERN「NOTHING PERSONAL」ソロ
以下は動画のリンクです
音源はアマゾンで購入可能です。おすすめです。
自分も資料として残しておきたいので時間を見つけてワンコーラスずつ解説していこうかなと思います。
より詳細な解釈や、フレージングの応用方法などは自分の専門学校のクラスや個人レッスンなどで直接ご質問ください。
注 譜面に関しては個人使用はご自由にどうぞ。
ただし自分に利用許諾を得ていない二次使用が合った場合、以後譜面を公開しての解説はストップさせていただきますのでご理解ください。
5コーラス目
5-1
Gマイナーに対してメジャー7thをロングトーンにする。メロディックマイナー的なアプローチ
5-2
3小節目アタマのG音に対するアポジアチュラ
5-3
Gmi7コード上ですでにフレーズは5小節目からのCmi(ma7)に移行
5-4
Gオルタードスケールのフレーズ。G7をスーパーインポーズしている。
5-5
Cmi7に対して短3度上のEbma7アイデアをスーパーインポーズ
5-6,7,8
同上。6小節目後半から4声和音のアルペジオアイデア。CドリアンをハーモナイズしたパターンからFma7,F#ma7#5,G#ma7#5,Bmi7b5,C7へと移行。
5-9
Eb7の7thをヒットした後はGマイナーアイデアへ。
5-10,11
F#音を利用したGマイナーのマイクスターンが多用するパターンアイデアからb5を加えたディミニッシュアルペジオパターンへ。
5-12
2拍目アタマのDに向かうクロマチックラインから最終的にD7アルペジオへ。
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