採譜解説

2015年7月19日 (日)

MIKE STERN 「NOTHING PERSONAL」 ソロ解説その5

以前「NOTHING PERSONAL」(アルバム THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE)のMIKE STERNの超絶的なソロを採譜したと動画やアルバムを紹介したところ、解説のリクエストを沢山いただきました。
以下はそのブログページへのリンクです。
MIKE STERN「NOTHING PERSONAL」ソロ

以下は動画のリンクです


音源はアマゾンで購入可能です。おすすめです。

自分も資料として残しておきたいので時間を見つけてワンコーラスずつ解説していこうかなと思います。
より詳細な解釈や、フレージングの応用方法などは自分の専門学校のクラスや個人レッスンなどで直接ご質問ください。

注 譜面に関しては個人使用はご自由にどうぞ。
ただし自分に利用許諾を得ていない二次使用が合った場合、以後譜面を公開しての解説はストップさせていただきますのでご理解ください。

Doc_20150719_2152


5コーラス目

5-1
Gマイナーに対してメジャー7thをロングトーンにする。メロディックマイナー的なアプローチ

5-2
3小節目アタマのG音に対するアポジアチュラ

5-3
Gmi7コード上ですでにフレーズは5小節目からのCmi(ma7)に移行

5-4
Gオルタードスケールのフレーズ。G7をスーパーインポーズしている。

5-5
Cmi7に対して短3度上のEbma7アイデアをスーパーインポーズ

5-6,7,8
同上。6小節目後半から4声和音のアルペジオアイデア。CドリアンをハーモナイズしたパターンからFma7,F#ma7#5,G#ma7#5,Bmi7b5,C7へと移行。

5-9
Eb7の7thをヒットした後はGマイナーアイデアへ。

5-10,11
F#音を利用したGマイナーのマイクスターンが多用するパターンアイデアからb5を加えたディミニッシュアルペジオパターンへ。

5-12
2拍目アタマのDに向かうクロマチックラインから最終的にD7アルペジオへ。


関連記事リンク
マイクスターン採譜解説1


マイクスターン採譜解説2


マイクスターン採譜解説3


マイクスターン採譜解説4

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2015年7月 6日 (月)

MIKE STERN 「NOTHING PERSONAL」 ソロ解説その4

以前「NOTHING PERSONAL」(アルバム THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE)のMIKE STERNの超絶的なソロを採譜したと動画やアルバムを紹介したところ、解説のリクエストを沢山いただきました。
以下はそのブログページへのリンクです。
MIKE STERN「NOTHING PERSONAL」ソロ

以下は動画のリンクです

自分も資料として残しておきたいので時間を見つけてワンコーラスずつ解説していこうかなと思います。
より詳細な解釈や、フレージングの応用方法などは自分の専門学校のクラスや個人レッスンなどで直接ご質問ください。

注 譜面に関しては個人使用はご自由どうぞ。
ただし自分に利用許諾を得ていない二次使用が合った場合、以後譜面を公開しての解説はストップさせていただきますのでご理解ください。

Doc_20150705_2353

4コーラス目
4−1&2
Gmiに対するメジャー3rdをヒットし続けアウト感を強調しまくる。

4−3&4
クロマチックなムーブメントでトーナリティを感じさせないフレージング。

4−5
1−3拍目はGマイナーにメジャー7thを加えたマイクスターンの典型的なライン。
4拍目にCマイナーのラインに突入。

4−6
1−2拍目はマイクスターンの典型的なCマイナーのライン。
3拍目からGマイナーの典型的なラインがはじまる。

4−7
前の小節から続くGマイナーのライン。4拍目のBb add9thアルペジオが次の小節のアイデアへの前ふりのよく使うパターン。

4−8
Gドリアンをダイアトニックハーモナイズして発生するC7アルペジオにテンションを加えたライン。

4−9
1−2拍目はEb7コードにたいするEb Lydian b7のライン。
3−4拍目は次の小節のコードであるD7を先取りしたD7用のオルタードテンションを使用したフレーズ。

4−10
1−3拍目はDオルタードスケールの典型的なライン。本来は3拍目のEb終了後、次の拍でGmiの5thであるD音にリゾルブするはずの所をリゾルブさせず、次の小節に続けている。

4−11&12
Gマイナーペンタトニックのライン。


音源はアマゾンで購入可能です。おすすめです。

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2015年7月 4日 (土)

ギターで初心者が採譜/耳コピしやすい曲について

採譜のコツについて


普段専門学校などではギターを弾き始めて数年たった辺りで、自分の好きなバンドの曲は市販のバンドスコアやネットのタブ譜で弾けたりはするのですが、ある分野だけは完全に初心者レベルであることが時々みられます。



その分野とは音源から自分で音を拾い出して弾けるようにする採譜/トランスクライブという作業です。
耳コピってよく言われます。
音を聴きとる能力です。
さらに出来ればそれを譜面にする能力。



市販のバンドスコアに入っている曲なら難易度の高い曲も楽に弾ける子が、バンドスコアがない曲になると簡単な曲も弾きたくても弾けない。
手は動くけど耳が育ってないというアンバランスな状態があります。



よくある楽器店や個人のスクールと音楽の専門学校の大きな違いはそこら辺を必修科目として教えるかどうかというところではないかと。






少し脱線しますが、どの専門学校でも実技クラスに加え、イヤートレーニングとリーディング、ハーモニークラスが必修になっています。



最終的にはそれらのすべての能力を組み合わせて、オリジナルをつくる時に自分の頭の中で鳴っているイメージを聴いて譜面にして、バンドメンバーにどういう曲なのか伝えてカタチにする、あるいは他の人が作った曲を理論的、感覚的になるべく速くイメージをとらえて限られたリハーサル時間でカタチにするのが目的のクラスばかりなのです。



他の人の曲を弾くためだけでなく、バンドでオリジナル曲をつくるためにもイヤートレーニングがとても重要なのです。





まずはそのイヤートレーニングについて自分で出来ることが採譜/トランスクライブ、あるいは耳コピなので時間を見つけて是非やるといいと思います。



その採譜のコツについて専門学校内でも、プライベートレッスン内でも色々質問されるので、そのコツを少しずつアップしていこうかと。









メロディとコード進行の採譜では難易度が全然違うので、この二つを分けて考えます。




まずはメロディの採譜から。



コツその1
時間を掛けて上達する能力ではあっても、何を採譜するのかでその差はかなりうまれる。
自分が好きでもないオーケストラの交響曲をいきなり採譜するよりはもっと適している曲が必ずあると思います。



その2
まずは好きな曲を選ぶこと。
採譜になれる過程で何十回も繰り返し再生して聴かなければならないから好きな曲じゃないと特に最初はやってられない。



その3
沢山の楽器が鳴っているオーケストラよりは少ない楽器編成の音楽を選ぶこと。
構成もシンプルな楽曲がいい。



その4
音程のしっかりした楽器の音をとる。
あまりフワフワと揺れた音やディレイがかかりまくった特殊効果的な音、音程がはっきり聴き取れない音は取るのが大変。
民族音楽なんて、西洋の音楽理論で書き表せないような微妙な半音の半音とか使います。
ディストーションのガンガンかかったエレキギターの音よりは弾き語りピアノの音の方が採譜の練習はやりやすい。



その5
自分の弾きたい楽器の音をとる。
大変だとさっき言ったギターの音も、自分がその楽器を演奏するなら、一番親しみやすいのは事実で、そういう意味では楽だし、楽になるまで慣れてしまったほうが後々便利です。



まとめると、自分の演奏する楽器が使われた少人数編成の自分の好きなバンドを採譜するのがベストということなのです。







自分は高校生の頃にJOE SATRIANIの「SURFING WITH THE ALIEN」を採譜しまくりました。
発売を楽しみにして予約して買いました。
とても大好きなアルバムで、買ってから何回聴いたかわからないくらい聴いていたから、いざ採譜する前からある程度曲の展開を覚えてしまっていたのです。
617ynie5okl





それぞれの曲が短めのインストなので、ギターが主役なのでギターを採譜するのがとてもやりやすかったのです。
4/4拍子のロック系の曲が多いから複雑な拍子に悩まされない。
コードもパワーコード主体のロック的な曲が多くコード的にも採譜しやすい。(コードの採譜についてはまた別トピックで説明します。)



などなど良い事づくめのアルバムなので、ある程度ギターは弾けるけれど採譜耳コピ分野だけ自信のない採譜初心者におすすめしています。
トライするならこのアルバムを是非。


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2015年7月 3日 (金)

MIKE STERN 「NOTHING PERSONAL」 ソロ解説その3

以前「NOTHING PERSONAL」(アルバム THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE)のMIKE STERNの超絶的なソロを採譜したと動画やアルバムを紹介したところ、解説のリクエストを沢山いただきました。
以下はそのブログページへのリンクです。
MIKE STERN「NOTHING PERSONAL」ソロ

以下は動画のリンクです

THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE/NOTHING PERSONAL

自分も資料として残しておきたいので時間を見つけてワンコーラスずつ解説していこうかなと思います。
より詳細な解釈や、フレージングの応用方法などは自分の専門学校のクラスや個人レッスンなどで直接ご質問ください。

注 譜面に関しては個人使用はご自由にしていただいて構いませんが、利用許諾を得ていない二次使用があったら譜面を公開しての解説はストップさせていただきますのでご理解ください。


Doc_20150702_2354


3コーラス目
3-1、2、3
前のコーラスから引き続きGマイナーペンタトニックアイデア

3-4
Gエオリアンから4拍目にG7のコードトーンへ。4拍目のBはナチュラルです。臨時記号を書き忘れました。

3-5
4小節目Bナチュラルから5音はC音に対するアポジアチュラ(コードトーン前後のクロマチックノートをパターン化したライン)からCドリアンのフレージング。

3-6
前の小節からの続きでCドリアンのスケール下降。

3-7、8
Gの11thからスタートしつつGmi7のコードトーンを上昇。

3-9
3拍目1音目までEb7に対する9th、13thを絡めたライン
3拍目2音目からは4拍目のA(次の小節のコードD7の5th)に向かうクロマチックアプローチ。
4拍目から次の小節へD7に対するオルタードテンションを絡めたマイクスターン特有のライン

3-10
D7に対してb9thを利用したdiminishアイデアをメインにコンディミっぽい。

3-11、12
マイクスターン特有のGマイナーコード上のフレージング。普段は1拍に対して4音のグルーピングをすることの多いフレーズなので、3連のリズムにいれて弾くのはそれに比べたら珍しい気もする。


音源はアマゾンで購入可能です。おすすめです。

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2015年7月 2日 (木)

MIKE STERN 「NOTHING PERSONAL」 ソロ解説その2

以前「NOTHING PERSONAL」(アルバム THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE)のMIKE STERNの超絶的なソロを採譜したと動画やアルバムを紹介したところ、解説のリクエストを沢山いただきました。

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MIKE STERN「NOTHING PERSONAL」ソロ


以下は動画のリンクです

THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE/NOTHING PERSONAL

自分も資料として残しておきたいので時間を見つけてワンコーラスずつ解説していこうかなと思います。
より詳細な解釈や、フレージングの応用方法などは自分の専門学校のクラスや個人レッスンなどで直接ご質問ください。


注 譜面に関しては個人使用はご自由にしていただいて構いませんが、利用許諾を得ていない二次使用があったら譜面を公開しての解説はストップさせていただきますのでご理解ください。


Doc_20150701_2221


2-1&2
Gマイナーペンタトニックアイデア

2-3
2拍目はGメロディックマイナーから。

2-4
G7に対してのG hmp5ビロウをスーパーインポーズ。CハーモニックマイナーフレーズをG7に対して弾いていると考えることもできます。

2-5&6
Cmi上のマイクスターン特有のフレージング。長7度、長3度、減5度を織り込んだ典型的なモノ。

2-7
GmiからBbmaトライアドへダイアトニックにハーモナイズしたコードを移動。

2-8
G dorian から派生するC9アルペジオ。

2-9&10
EbからD7
Eb Lydian b7の#11へのクロマチックアプローチ。D7に対してはb9を意識しながらクロマチックにコード展開する前半と、オルタードスケールからのフレージングの後半。

2-11&12
ワイドインターバルにGmiトライアドを上昇後、マイナーペンタトニックアイデアへ。一瞬Gの長3度にタッチしてまたマイナーペンタトニックアイデアに。

音源はアマゾンで購入可能です。おすすめです。

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2015年7月 1日 (水)

MIKE STERN 「NOTHING PERSONAL」 ソロ解説その1

以前「NOTHING PERSONAL」(アルバム THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE)のMIKE STERNの超絶的なソロを採譜したと動画やアルバムを紹介したところ、解説のリクエストを沢山いただきました。

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MIKE STERN「NOTHING PERSONAL」ソロ


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THE MICHAEL BRECKER BAND LIVE/NOTHING PERSONAL

自分も資料として残しておきたいので時間を見つけてワンコーラスずつ解説していこうかなと思います。
より詳細な解釈や、フレージングの応用方法などは自分の専門学校のクラスや個人レッスンなどで直接ご質問ください。


譜面に関しては個人使用はご自由にしていただいて構いませんが、利用許諾を得ていない二次使用があったら譜面を公開しての解説はストップさせていただきますのでご理解ください。

Doc_20150701_1613

NOTHING PERSONAL 1コーラス目
マイケルブレッカーのハイテンションなソロの後マイクスターンのソロがGマイナーブルース上3小節目から始まります。

1(コーラス目)-3(小節目)
Gの長7度であるF#からマイナースケールを上昇。

1-4
前小節のアイデアを続行。3拍目からG7上でのb9を用いたオルタードアイデアをスーパーインポーズして5小節目のCmi7にrリゾルブ。

1-5
4拍目から次の小節へCマイナー(ペンタトニック)のフレージング。

1-6
3,4拍目にマイクスターン特有のメロディックマイナー的フレーズ。この場合はCメロディックマイナーです。

1-7&8
1拍目で6小節目4拍目のモチーフをスケールワイズに一音ずつ下げ、2拍目からのGマイナーアイデアに連結。
いかにもマイクスターン的なフレージングです。

1-9
Eb7に対してLYDIAN b7スケールからのフレージング。

1-10
D7コード上でオルタードテンション(b13)を使いGmiにドミナントモーションしていくフレージング。

1-11&12
Gmiに対するマイナーペンタトニックアイデア。

音源はアマゾンで購入可能です。おすすめです。

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